相続手続ー②相続財産調査(債務)

亡くなられた方の債務調査

被相続人の債務はどうやって調べるのか?

①現物をさがす。

通常は、同居の方でも、亡くなられた方の債務を把握されていることは少ないです。大きなところでは『住宅ローンの契約書』『マイカーローンの契約』などがある方が多いですが、中には他の方の保証人になっていらっしゃる方もいらっしゃいますのでその契約書などの現物を直接探します。

②通帳の引落から探す。

預貯金の通帳は、その方の生活状況が確認できるものです。その通帳から、定期預金をしていたり、また各種引落から、その引落をされている取引先が分かったりします。ご自宅のお近くのそれらの会社に問い合わせることで、未払になっている費用などを確認していくことになります。

③その他の情報から探す。

同居していない方がなくなられた場合、どこに何があるか?も分からない。そんな状態のときには、地道な調査が必要です。

最近は、皆さんスマホをお持ちだと思いますが、そのスマホの電話帳や電話履歴から、取引関係が分かることもあります。債務の場合、消費者金融の利用がある場合、携帯電話のアプリや、契約カードの有無など、特にクレジットカード会社からの郵便物などで、キャッシングの有無が確認されることがあります。キャッシングや消費者金融の利用などは、同居の方でも知らないことが多いのが事実です。後日になって判明したりすることもあります。遺産分割協議の終わった後であれば、その協議書の内容に従って分割されるか、別途協議することになります。後々に改めて協議し直すことは大変手間のかかることです。あらかじめ、注意深く確認することをお勧め致します。

債務調査が重要な理由

どうして債務調査が重要なのか?

①相続放棄や限定承認という方法

なぜ債務調査が重要なのか?。亡くなられた方の債務が財産より多い場合、その相続を放棄したり、相続人全員で限定承認することができるからです。

②相続放棄

相続放棄とは、遺産分割協議で財産をもらわないことではありません。たとえ遺産分割協議で財産をもらわなくても、亡くなられた方の債権者から法定相続分の割合で債務の弁済をせまられてしまうことがあります。それを回避するためには、裁判所へ申述することにより、はじめから相続人ではなかったと認めてもらう手続が必要になります。

③限定承認は相続人全員で

限定承認とは、亡くなられた方の債務を亡くなられた方の財産の範囲に限定することです。自分たちの財産から債務の弁済をする必要が無くなる方法です。これは、裁判所に申述する必要があります。また相続人全員で行わなければなりません。一部の相続人だけ限定承認ということができないのです。

④放棄や限定承認するには

相続放棄や限定承認するには、亡くなられた方の預貯金の解約や払戻、不動産の処分などを行ってはいけません。預貯金の引出や不動産の処分を行うと、相続人として単純承認したと考えられてしますからです。そうなってしまってからでは、相続放棄や限定承認できなくなってしまいますので注意が必要です。

⑤債務調査は意外と重要なのです。

亡くなられた方の多くは、財産の方が多いことが一般的です。また、個人事業主などでない限りあまり借金が多いとも考えていないことも多いです。なので見落としてしまいがちなのですが、意外と債務調査が重要な理由があるのです。

当事務所では、お客様のご要望にお応えして、情報リストアップのサポートも行っております。何から手をつけて良いのか途方に暮れていらっしゃる方は、今すぐご連絡ください。

 

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財産調査だけお願いすることはできるの?

大丈夫です。財産調査して、財産目録を作成します。その財産目録をもとに遺産分割の協議をして頂ければよろしいかと思います。

足が悪くて外出が難しいのだけれど相談に来てもらうことできる?

はい大丈夫です。お問い合わせ下さい。片道1時間程度の範囲であれば、無料で対応しております。それ以上の遠方でも対応可能な場合がございます。まずはお問い合わせ下さい。

市役所や金融機関からの資料取寄せもお願いすることはできるの?

はい大丈夫です。相続人さまからのご依頼の委任状を頂きお取り寄せさせて頂いております。まずはお問い合わせ下さい。

 

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